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有機ELディスプレイ(Electroluminescence)とは

・有機ELとは
「有機Electro-Luminescence(エレクトロルミネッセンス)」の略で、特定の有機物質に電圧をかけると、有機物質自体が光る現象のことをいいます。その現象を用いて有機発光でディスプレイなどにも応用されています。自ら発光する特性があるので、ディスプレイに用いた場合液晶ディスプレイでは必要なバックライトが不要となります。 その為に液晶ディスプレイの厚みが約5~7cmに対して、有機ELディスプレイでは5mm程度とかなり薄く出来ます。

・有機ELディスプレイの黒色
有機ELディスプレイでは黒色がはっきりとします、液晶ディスプレイの場合黒は液晶(シャッター)で光を透過させない様にしていますが実際は裏側からバックライトが光っているので極僅かですが光が漏れる事が有るようです、しかし有機ELディスプレイでは黒は全く発光していないので黒をより黒く表現できるため黒がより引き締まって見え、コントラスト比が高く鮮明な映像が表現出来るそうです。

有機ELディスプレイと液晶ディスプレイの違いについて

  有機ELディスプレイ 液晶ディスプレイ
バックライト 無い(いらない) 必要
厚み 液晶に比べ薄い 分厚い
電力消費 液晶に比べ多い 少ない
価格 液晶に比べ高い 近年かなり安価になってきた
寿命 3万時間前後 6万時間前後
画質など 動きの有るもの、スポーツ鑑賞など 同じ画面を長時間映す場面など

有機ELディスプレイは色を持った素子そのものが発光することで色を表現しているのでバックライトが不要となり、薄く出来ることでロール状にして不要な時には巻き取る構造のタイプや、二つ折りに出来るタイプのもの等出てきています。有機ELディスプレイの良い点を述べましたが、悪い点として同一の画像を長時間表示すると発生する焼き付け現象や寿命が液晶に比べ短くコストが高い点です。将来的に製造技術等の進歩で価格・寿命の問題が今よりも改善され現在の液晶ディスプレイにとって代わる時代が来るかもしれません。

東阪電子の技術情報
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